いつ、どこに自由があったのか ① そこに、歌があった
落合 恵子(作家・クレヨンハウス主宰) どこからかキャロル・キングの『YOU’VE GOT A FRIEND』が流れてきた。 早朝の銀杏並木に停めたダークグリーンの車の窓から聞こえきて、わたしはちょっとばかりうろたえる […]
河合民子さん ありがとう さようなら 『柘植の櫛』
山田勝(本誌編集長) 河合さんと初めてお会いしたのは2016年4月であった。この日、私は那覇市牧志の故上間常道さんの事務所を訪れた。雑誌『現代の理論』に沖縄からのメッセージコーナーを設けたいとのお願いごとであった。話も […]
レキオからの便り 1 柘植の櫛
河合 民子(作家) 父の遺品 寝たきりとなった父を自宅で介護していたある日、私は、お腹の中の息子へ、メッセージを書いたことを思い出していた。今、父の遺品を整理しながら、すでに私の遺品のような、その「ベイビーズ・ジャーナ […]
ドイツに暮らす④「68年の遺したもの」―今見る社会を遡る―
フックス 真理子(ドイツ在住) あの時あの頃 第二次世界大戦の同盟国であり、敗戦によって、価値観が一変し、戦後再出発をせざるを得なかった日本とドイツ。どちらも、1960年代にかけて高度経済成長時代を経験し、国際社会でそ […]
南彰 デス記者日誌(1)天皇退位-「静かな議論」という同調圧力 2017年春
◆ニックネームで呼ばれて◆ 政治記者になって、まもなく9年。 敬愛する同業他社の記者から「デス記者」のニックネームで呼ばれている。 確かに、私が担当し、国会で見かけなくなった政治家の顔が次々と浮かぶ。 「総理にしたいナ […]
専制政治か立憲か―民主主義再生 (2018年冬)
小林 正弥(千葉大学教授) ■明治維新から150年 日本の近代を問い直す■戦前の闘う憲政の歴史復活 はじめに 今の日本の政治は専制化が進んでいる、きわめて危機的情勢です。 私は、今回の選挙で与党が勝ったら専制化の完成に […]
鎌田慧 口誅筆伐(1) 沖縄に襲いかかる安倍政権(2017年春)
侵略は許さない 地域住民のほとんどが、県政トップの知事を先頭に地元市長とともに、声を大にして叫んで抵抗しても政府は歯牙にもかけず、自分たちの欲望を達成しようとしている。これは侵略といって間違いない。沖縄(・高江のヘリパ […]
絶滅に瀕しているマルミミゾウ 世界最大の象牙消費国日本で象牙利用を問い直す
西原 智昭(国際野生生物保全協会コンゴ共和国) 野生生物は使われるだけの資源なのか 化石燃料や鉱物など地球上の資源に限界があるのは周知の通りである。人類はいまもなおそれに依存し利用しているが、そうした資源は再生しない […]
憲法改正国民投票を考える イタリアにおける憲法改正国民投票(2016年12月4日)
内藤 光博(専修大学教授) ■プレビシットと化した国民投票 国民投票の陥穽 イタリアでは、2016年12月4日に、政府与党・民主党のマッテオ・レンツィ首相が強く推進した上院(元老院)の大幅な権限縮小を主要な争点とする […]
<特集 憲政の回復と立憲的改憲論>国民投票すると9条はどうなるの
■憲法改正権の行使=国民の「憲法意志」の表明と魔力 山田 勝(本誌編集長) 自衛隊を9条に付加するとどうなるの? 現状ではまだ、改憲項目も改憲文案も定まっていない。具体的な憲法改正論議は極めてしにくいが、本論では、仮 […]







