先住民族・自然環境・野生動物保護
中国による資源開発と環境政策~中国だけの問題なのか(4)

西原 智昭  今後も環境顧問として是非同行してほしいとの依頼まで受けるほどSINOPEC(1)とは信頼関係を築くことができた。事業終了後の分析でガボン・ロアンゴ国立公園の地下に石油資源は十分になかったとのことで、国立公園 […]

先住民族・自然環境・野生動物保護
中国による資源開発と環境政策~中国だけの問題なのか(3)

西原 智昭  2007年われわれ監査チームのメンバーは、6カ月間、ロアンゴ国立公園内において中国の石油企業SINOPEC(1)の基地をベースにした。環境基準に対するチェックだけではなく、日常的に中国人幹部と対話を繰り返し […]

先住民族・自然環境・野生動物保護
中国による資源開発と環境政策~中国だけの問題なのか(2)

西原 智昭  2006年に設置されたSINOPEC(1)基地(前号記事参照)を始めて訪れたとき、いきなり中国語で何か言われた。日本人だというと通訳が「象牙を買いに来たのか」と英語でぼくに聞く。中国人あるいは日本人なら象牙 […]

先住民族・自然環境・野生動物保護
中国による資源開発と環境政策~中国だけの問題なのか(1)

西原 智昭   小型機に乗り込んだぼくは憂鬱な気持ちだった。中国の石油開発企業がロアンゴ国立公園の境界域にキャンプ地を作ったと聞き、その真偽を確かめるのが目的だったからだ。ガボン共和国のロアンゴ国立公園は世界に稀に見る原 […]

アメリカ合衆国
前嶋和弘 分極化の中の米大統領選

果たして民主主義は守れるのか     前嶋 和弘(上智大学教授)  2024年11月に行われる米国の大統領選挙は、現職のジョー・バイデン大統領と共和党の候補者指名争いで圧倒的な強さを見せたドナルド・トランプ前大統領という […]

日本経済・国際経済
賃金が上がっても このままでは「物価と賃金の好循環」は起こらない

定説を疑え! 経済の行方を読み解く (1) 蜂谷 隆(経済ジャーナリスト) 今号から経済コラム欄を担当することになりました。タイトルは「定説を疑え!」です。経済の分析も政府による経済政策も多分に単純化された図式や受けの良 […]

現代科学技術
リニア新幹線と静岡県知事選 現代科学技術信仰の見直し

牧 梶郎(本誌編集委員) 自民党の退潮と立憲民主党の前進  川勝平太知事の辞職に伴う静岡県知事選は5月26日に投開票され、立憲民主、国民民主両党が推薦した元浜松市長鈴木康友氏が、自民党推薦の元副知事大村慎一氏らを破り当選 […]

日本経済・国際経済
半導体で中国を封じ込め総力戦仕掛ける米国 

定説を疑え!経済の行方を読み解く(2) 蜂谷 隆(経済ジャーナリスト) 中国封じ込めのはずが  中国のファーウェイが2023年8月に売り出したスマホ(P40Pro5G)は、斬新なデザインだけでなく最大5000万画素ウルト […]