口誅筆伐 鎌田慧(ルポライター)
鎌田慧 口誅筆伐(3)ミサイルと「革命」2017年秋New!!

 日本の年間予算は4年つづきで、100億円の大台を超えた。まるでドラ息子の浪費のような膨張主義は、虚構の成長論「アベノミクス」に寄りかかった大盤振舞いだ。2018年度予算の各省庁の概算要求の総額は、101兆円。ツケを払わ […]

沖縄の助産婦、海を歩く トルネイドまーりー
沖縄の助産婦、海をあるく(2)陣痛とフラッシュバック

トルネイドまーりー  陣痛の度に、自分や他者を責める激しい言葉を吐き出し、帝王切開にしてほしいと嘆願する。産婦は、パニック気味。しかし、赤ちゃんの心音は元気だ。「帝王切開にする医学的適応がない」と告げる私。彼女の痛みはか […]

いつどこに自由があったのか 落合恵子(作家・クレヨンハウス主宰)
いつ、どこに自由があったのか ② そこに彼女がいた 2023年春

 落合 恵子(作家・クレヨンハウス主宰)  2月24日。午前5時になるところだ。今朝は名残りの寒さがぶり返したようで、週末は雪が降るところもある、と天気予報が告げている。 ロシア・プーチン政権のウクライナ侵攻から1年。  […]

ドイツに暮らす フックス真理子(ドイツ在住)
ドイツに暮らす(5)  「自分ごとの環境問題」

―政治を動かす当事者性― 2021年秋 フックス真理子(ドイツ在住) 大洪水のその後に  日本でも報道されたように、7月中旬に起きたドイツの記録的豪雨による洪水被害は、思いがけず大規模なものとなった。死者160人以上、損 […]

現代の非理論 松元仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
アラビアのロレンスの大間違い 現代の非理論(2)

松本 仁一(ジャーナリスト・前朝日新聞編集委員)  深夜、衛星チャンネルで英国映画「アラビアのロレンス」(1962年英)をやっていた。3時間半もの長編大作だが、結局最後まで見てしまった。ロレンス役のピーター・オトゥールは […]

口誅筆伐 鎌田慧(ルポライター)
鎌田慧 口誅筆伐(2)獰猛な国家への逆送 2017年夏

 やはり共謀罪について、書いておきたい。自公国会多数に増長、民主主義の流儀など歯牙にもかけない、安倍内閣の居丈高な強権が、自衛隊海外派兵、秘密保護法、共謀罪強行採決の構えとして露骨になった。  共謀罪で真っ先に想い起こし […]

沖縄の助産婦、海を歩く トルネイドまーりー
沖縄の助産婦、海をあるく(1)月の満ちかけとお産

トルネイドまーりー  満月や新月が近くなると、ドキドキする。大潮がくるからだ。5月6月の満月の夜、沖縄の海にピンクの花が咲くように珊瑚はいっせいに産卵する。デイゴがきれいに咲き誇る年は台風が多いという。自然界の生き物たち […]

いつどこに自由があったのか 落合恵子(作家・クレヨンハウス主宰)
いつ、どこに自由があったのか ① そこに、歌があった

落合 恵子(作家・クレヨンハウス主宰)  どこからかキャロル・キングの『YOU’VE GOT A FRIEND』が流れてきた。 早朝の銀杏並木に停めたダークグリーンの車の窓から聞こえきて、わたしはちょっとばかりうろたえる […]

ドイツに暮らす フックス真理子(ドイツ在住)
ドイツに暮らす④「68年の遺したもの」―今見る社会を遡る―

フックス 真理子(ドイツ在住) あの時あの頃  第二次世界大戦の同盟国であり、敗戦によって、価値観が一変し、戦後再出発をせざるを得なかった日本とドイツ。どちらも、1960年代にかけて高度経済成長時代を経験し、国際社会でそ […]

口誅筆伐 鎌田慧(ルポライター)
鎌田慧 口誅筆伐(1) 沖縄に襲いかかる安倍政権(2017年春)

侵略は許さない  地域住民のほとんどが、県政トップの知事を先頭に地元市長とともに、声を大にして叫んで抵抗しても政府は歯牙にもかけず、自分たちの欲望を達成しようとしている。これは侵略といって間違いない。沖縄(・高江のヘリパ […]

現代の非理論 松元仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
左翼・右翼・信義 現代の非理論(1)

松本 仁一(ジャーナリスト・前朝日新聞編集委員)  2004年6月、雑誌『現代の理論』第3次復刊の復刊準備号が刊行された。各方面からの「創刊に寄せて」の文章が掲載されたが、当時、新聞社に在職していた私も短文を書かされた。 […]

ドイツに暮らす フックス真理子(ドイツ在住)
ドイツに暮らす③「第十位の後ろには」-女性を取り巻く風景

フックス真理子(ドイツ在住)  時が30年戻った  2021年2月、ただいまドイツはコロナ禍でロックダウンの真最中である。ようやくワクチン接種は始まったものの、感染者数がなかなか減少に転じず、厳しい規制の毎日が続いている […]