季刊『言論空間』2025秋号
漂流時代の「幻想と希望」 こっちでは猛暑、こっちでは豪雨。こっちでは洪水、こっちでは渇水。獲れていた魚がいなくなり、別の魚で魚市場は活性化。自然界の動きと同じように、人間の社会と政治のあり方も激変が広がっている。この秋号の表紙コピーは「漂流...
漂流時代の「幻想と希望」 こっちでは猛暑、こっちでは豪雨。こっちでは洪水、こっちでは渇水。獲れていた魚がいなくなり、別の魚で魚市場は活性化。自然界の動きと同じように、人間の社会と政治のあり方も激変が広がっている。この秋号の表紙コピーは「漂流...
社会を蝕むフジの企業風土と「昭和の終焉」 長嶋茂雄さんが他界し、同時代を生き抜いた高齢者層には「昭和が終わったのか」との感傷の気分がある。私もその一人である。さて、フジテレビ問題は第三者委員会の報告が多くの人々の共感を呼んだ。特集1で谷岡理...
「逆流の歴史」に踏み出したトランプ政治 トランプ大統領が復権し、矢継ぎ早に現状打破に挑戦し始めた。どこまで本気なのか、誰もわからない。いたるところで動揺と混乱が広がっている。トランプ大統領は「グレート・アメリカ・メイク・アメリカ」と主張し...
編集長のことば 冬号の特集は「石破少数与党政権と政治変動の兆し」です。すでに国会では(政策別)パーシャル連合という特異な連合政治が始まっています。私はこの特異な「連合の政治」局面で自民党を追い詰めることが、政治の風景を変えるチャンスだと思っ...
編集長のことば このキャッチコピーは、特集:利光さんの論考から頂いた。「法廷内は拍手と両手を頭上でひらひらさせる手話で満ち溢れた」「約30年前から被害を訴えてきた飯塚淳子さん(仮名)は『長い間苦しんでここまで来た。今日は最高の日』と声を詰ま...