迷走する人類学者~先住民はどこへ~第12回世界狩猟採集民社会研究会議に参加して(2019年冬)
西原智昭(国際野生生物保全協会コンゴ共和国支部自然環境保全技術顧問) はじめに 人類学者は、近代文明の影響を強く受けておらず、自然界に強く依存して生活してきた狩猟採集民族など先住民族の研究を実施してきた。それは、「知られざるもの」への好...
西原智昭(国際野生生物保全協会コンゴ共和国支部自然環境保全技術顧問) はじめに 人類学者は、近代文明の影響を強く受けておらず、自然界に強く依存して生活してきた狩猟採集民族など先住民族の研究を実施してきた。それは、「知られざるもの」への好...
明治維新から150年 日本の近代を問い直す 古川 純(本誌編集委員) 最近の様々な動き―文化の日を「明治の日」へ 2018年は年表では明治維新(1868年)から150年にあたる年である。それを控えて最近、様々な動きが出てきた。明治天皇誕生...
松本 仁一(ジャーナリスト・前朝日新聞編集委員) 深夜、衛星チャンネルで英国映画「アラビアのロレンス」(1962年英)をやっていた。3時間半もの長編大作だが、結局最後まで見てしまった。ロレンス役のピーター・オトゥールは文句なしだし、デビッ...
やはり共謀罪について、書いておきたい。自公国会多数に増長、民主主義の流儀など歯牙にもかけない、安倍内閣の居丈高な強権が、自衛隊海外派兵、秘密保護法、共謀罪強行採決の構えとして露骨になった。 共謀罪で真っ先に想い起こしたのが、「煙のような...
報道各社は共働でファクトチェックを 南 彰 ◆籠池氏の単独インタビュー◆ 通常国会で安倍晋三首相を大きく揺さぶった二つの「学園」問題。その中心となった森友学園(大阪市)の前理事長・籠池泰典氏と対面したのは、大型連休明けの5月8日。都内のホ...
トルネイドまーりー 満月や新月が近くなると、ドキドキする。大潮がくるからだ。5月6月の満月の夜、沖縄の海にピンクの花が咲くように珊瑚はいっせいに産卵する。デイゴがきれいに咲き誇る年は台風が多いという。自然界の生き物たちはどうやって、その時...
落合 恵子(作家・クレヨンハウス主宰) どこからかキャロル・キングの『YOU’VE GOT A FRIEND』が流れてきた。 早朝の銀杏並木に停めたダークグリーンの車の窓から聞こえきて、わたしはちょっとばかりうろたえる。 今はいない懐かし...
山田勝(本誌編集長) 河合さんと初めてお会いしたのは2016年4月であった。この日、私は那覇市牧志の故上間常道さんの事務所を訪れた。雑誌『現代の理論』に沖縄からのメッセージコーナーを設けたいとのお願いごとであった。話もそこそこに近くの飲み...
河合 民子(作家) 父の遺品 寝たきりとなった父を自宅で介護していたある日、私は、お腹の中の息子へ、メッセージを書いたことを思い出していた。今、父の遺品を整理しながら、すでに私の遺品のような、その「ベイビーズ・ジャーナル」というノートを開...
フックス 真理子(ドイツ在住) あの時あの頃 第二次世界大戦の同盟国であり、敗戦によって、価値観が一変し、戦後再出発をせざるを得なかった日本とドイツ。どちらも、1960年代にかけて高度経済成長時代を経験し、国際社会でそれぞれに歩を進めてき...
◆ニックネームで呼ばれて◆ 政治記者になって、まもなく9年。 敬愛する同業他社の記者から「デス記者」のニックネームで呼ばれている。 確かに、私が担当し、国会で見かけなくなった政治家の顔が次々と浮かぶ。 「総理にしたいナンバーワン」と言われ...
小林 正弥(千葉大学教授) ■明治維新から150年 日本の近代を問い直す■戦前の闘う憲政の歴史復活 はじめに 今の日本の政治は専制化が進んでいる、きわめて危機的情勢です。 私は、今回の選挙で与党が勝ったら専制化の完成に向かうと指摘してきま...