現代の非理論 松元仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
「社会党バネ理論」の大罪 2019年冬 現代の非理論(4)

松本 仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)  1979年10月の衆院総選挙は面白い選挙だった。 「40年も昔の話を、何で今さら」という方もおられようが、まあまあ。新聞各紙の「自民圧勝」という予測が大外れし、自民党が […]

口誅筆伐 鎌田慧(ルポライター)
鎌田慧 口誅筆伐(4)再処理工場廃棄宣言 2018年冬

避難訓練が稼働の条件  そんな工場があるんだ。危険な工場など操業禁止するのが国の仕事のはずだ。かつて公害企業はきびしく摘発された。ところがいまは、危険は承知、事故があったらお前たちが避難せよ。それが政府の方針。本末転倒、 […]

沖縄の助産婦、海を歩く トルネイドまーりー
沖縄の助産婦、海をあるく(3)『1%の風景』

トルネイドまーりー  2023年11月14日、沖縄タイムスの一面に『呼気で乳がん検診』との見出しを見た。石垣市出身の医師が息を吹きかけるだけの乳がん検査キットの実用化に取り組んでいるとのニュースだ。放射線を使うマンモグラ […]

いつどこに自由があったのか 落合恵子(作家・クレヨンハウス主宰)
いつ、どこに自由があったのか③ そこに本があった 2023年夏

落合恵子(作家・クレヨンハウス主宰)  WE ARE WHAT WE EAT.ひとはそのひとが食べたものでできている……。あまりにも広く人口に膾炙したこのフレーズをもじって、わたしの本屋の壁には、次のようなフレーズが記さ […]

ドイツに暮らす フックス真理子(ドイツ在住)
ドイツに暮らす(6)  「反ユダヤ主義」―歴史から見る今に― 2022年冬

フックス 真理子(ドイツ在住) ▶極右テロ  ホロコーストで、600万人以上が犠牲となったユダヤ人。もう二度とこんな歴史は繰り返されないだろうと思う傍ら、ドイツではこのところまたしても反ユダヤ主義が頭をもたげ、ユダヤ人に […]

現代の非理論 松元仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
死刑は廃止すべき、…なのだろうか 現代の非理論(3)

松本 仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)  オウム真理教関係の死刑囚13人が2018年7月、ひとまとめで刑を執行された。国際社会から非難声明が出たりして、死刑の存廃について議論が高まっている。 死刑は廃止すべきな […]

口誅筆伐 鎌田慧(ルポライター)
鎌田慧 口誅筆伐(3)ミサイルと「革命」2017年秋

 日本の年間予算は4年つづきで、100億円の大台を超えた。まるでドラ息子の浪費のような膨張主義は、虚構の成長論「アベノミクス」に寄りかかった大盤振舞いだ。2018年度予算の各省庁の概算要求の総額は、101兆円。ツケを払わ […]

沖縄の助産婦、海を歩く トルネイドまーりー
沖縄の助産婦、海をあるく(2)陣痛とフラッシュバック

トルネイドまーりー  陣痛の度に、自分や他者を責める激しい言葉を吐き出し、帝王切開にしてほしいと嘆願する。産婦は、パニック気味。しかし、赤ちゃんの心音は元気だ。「帝王切開にする医学的適応がない」と告げる私。彼女の痛みはか […]

いつどこに自由があったのか 落合恵子(作家・クレヨンハウス主宰)
いつ、どこに自由があったのか ② そこに彼女がいた 2023年春

 落合 恵子(作家・クレヨンハウス主宰)  2月24日。午前5時になるところだ。今朝は名残りの寒さがぶり返したようで、週末は雪が降るところもある、と天気予報が告げている。 ロシア・プーチン政権のウクライナ侵攻から1年。  […]

ドイツに暮らす フックス真理子(ドイツ在住)
ドイツに暮らす(5)  「自分ごとの環境問題」

―政治を動かす当事者性― 2021年秋 フックス真理子(ドイツ在住) 大洪水のその後に  日本でも報道されたように、7月中旬に起きたドイツの記録的豪雨による洪水被害は、思いがけず大規模なものとなった。死者160人以上、損 […]

現代の非理論 松元仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
アラビアのロレンスの大間違い 現代の非理論(2)

松本 仁一(ジャーナリスト・前朝日新聞編集委員)  深夜、衛星チャンネルで英国映画「アラビアのロレンス」(1962年英)をやっていた。3時間半もの長編大作だが、結局最後まで見てしまった。ロレンス役のピーター・オトゥールは […]

口誅筆伐 鎌田慧(ルポライター)
鎌田慧 口誅筆伐(2)獰猛な国家への逆送 2017年夏

 やはり共謀罪について、書いておきたい。自公国会多数に増長、民主主義の流儀など歯牙にもかけない、安倍内閣の居丈高な強権が、自衛隊海外派兵、秘密保護法、共謀罪強行採決の構えとして露骨になった。  共謀罪で真っ先に想い起こし […]