日本政治
欧米で台頭する反緊縮左翼の新しい経済学 2019年夏

松尾 匡(立命館大学経済学部教授)  前回の最後で触れたように、イギリスのジェレミー・コービン党首の労働党やアメリカのサンダース派、フランスのメランション派や黄色のベスト運動、スペインのポデモス、ヤニス・バルファキス元ギ […]

日本政治
若者が安倍政権を支持するのは理由がある 野党は反緊縮の対案を 2019年春

松尾 匡(立命館大学経済学部教授)  2018年11月10日に行われた「経済分析研究会」での筆者の報告「ポストアベノミクスの経済政策を考える」の概略を2回にわたって紹介する。詳しいデータ、グラフ、出典は、下記にある報告ス […]

日本政治
新しい政治潮流のキー概念 ポピュリズム 民主主義の危機と機会を示す両義性 2018年冬

木下 ちがや(明治学院大学国際平和研究所研究員)  (1)はじめに―     ポピュリズムという政治概念は古くからある。それが現在、重要な概念として普及したのは、従来のポピュリズムの定義にあてはまる政治現象があらわれたか […]

先住民族・自然環境・野生動物保護
野生生物保全の世界 1 人類はエボラ熱とどう闘うのか(2019年夏)

西原智昭(国際野生生物保全協会 自然環境保全研究員)  コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の発生は1976年にウイルスが発見されて以来、今日まで9回に及んでおり、ぼくの仕事場である隣国・コンゴ共和国でも何度か発生している致 […]

日本経済・国際経済
中間層の地崩れに歯止めをかける ―井手英策提起を考える― 2017年秋

“再分配の罠”から“All for All”への原理転換 蜂谷 隆(経済ジャーナリスト)   日本経済は成熟経済となったと言われている。人口減少と成長力の鈍化(低成長)の時代に入った。このことは経済成長を高めることで生活 […]

先住民族・自然環境・野生動物保護
迷走する人類学者~先住民はどこへ~第12回世界狩猟採集民社会研究会議に参加して(2019年冬)

 西原智昭(国際野生生物保全協会コンゴ共和国支部自然環境保全技術顧問) はじめに  人類学者は、近代文明の影響を強く受けておらず、自然界に強く依存して生活してきた狩猟採集民族など先住民族の研究を実施してきた。それは、「知 […]

日本政治
専制政治か立憲か―民主主義再生 (2018年冬)

小林 正弥(千葉大学教授) ■明治維新から150年 日本の近代を問い直す■戦前の闘う憲政の歴史復活 はじめに  今の日本の政治は専制化が進んでいる、きわめて危機的情勢です。 私は、今回の選挙で与党が勝ったら専制化の完成に […]

先住民族・自然環境・野生動物保護
絶滅に瀕しているマルミミゾウ 世界最大の象牙消費国日本で象牙利用を問い直す

西原 智昭(国際野生生物保全協会コンゴ共和国)  野生生物は使われるだけの資源なのか  化石燃料や鉱物など地球上の資源に限界があるのは周知の通りである。人類はいまもなおそれに依存し利用しているが、そうした資源は再生しない […]

日本政治
徳義と公共の民主主義へ 安倍政治終焉に対する政治革新のための新理念

小林 正弥(千葉大学教授)  安倍政治の終焉とその淵源  裏金問題で、日本政治は大きな動乱期に入った。自民党の6派閥の中で、裏金問題によって関係者が立件された安倍派・二階派・岸田派が解散を決め、続いて森山派や谷垣グループ […]

先住民族・自然環境・野生動物保護
アフリカ熱帯林と先住民族ピグミー 森の人々の暮らしと伝統が壊れていく【先住民族研究会報告】 

西原 智昭(WCSコンゴ共和国支部・自然環境保全技術顧問)  ピグミー  アフリカ中央部の熱帯林に依拠してきた先住民は、従来は「ピグミー」といわれてきた(注:昨今「ピグミー」は蔑称扱いされるが本書では便宜上彼らを「ピグミ […]

日本政治
統一教会(カルト)と政治的全体主義癒着の断絶浄化を 政治危機に新たな徳義共生主義を提言する

小林 正弥(千葉大学教授) 政治的対立軸の流動化:安倍銃撃事件と立憲民主党敗北  2022年7月には、日本政治の命運を左右する政治的大事件が立て続けに起こった。安倍晋三元首相が銃撃されて死亡し、その直後の参議院選挙で与党 […]

日本政治
選挙の教訓を活かし立憲主義の豊かさへ 立憲民主党はシステム変革へ積極的姿勢を

小林 正弥(千葉大教授) 歴史を振り返りながら  少し歴史を振り返りながらお話しますと、私は「平和への結集運動」(注・2006年「平和への結集」をめざす市民の風)を提唱し、その段階まで立ち戻ってみると、あの時の政治構想が […]